「バーニーズの子犬を譲りたいけれど、どう進めればいいかわからない」——引っ越し・家族の事情・体調の変化など、やむを得ない理由で愛犬を手放さざるを得なくなる方は少なくありません。この記事では、無責任な引き渡しにならないよう、バーニーズの子犬・成犬を譲る際に踏むべきステップと注意点をまとめました。
まず考えたい「本当に譲る以外に方法はないか」
引っ越し先がペット不可、経済的な事情、飼い主の病気や介護など、理由は様々です。ただし、一時的な問題であれば、知人に一時的に預ける「一時里親(フォスター)」や、ペット可の転居先を探すなど、手放さずに済む選択肢がないか、まず検討することをおすすめします。バーニーズは環境の変化がストレスになりやすい犬種のため、譲渡は最後の手段として考えましょう。
個人間で直接譲渡する際の注意点
SNSや掲示板で直接譲渡先を探す方法もありますが、トラブルを避けるためにいくつかの注意点があります。
- 無料で安易に譲らない:譲渡費用を一切取らないと、転売や多頭飼育崩壊などの目的で引き取られるリスクが高まります。医療費相当額など、一定の譲渡費用を設定する飼い主が多いです
- 相手の飼育環境を必ず確認する:可能であれば譲渡前に相手の自宅を訪問する、家族全員の同意があるか確認するなど、慎重に見極めましょう
- 譲渡契約書を交わす:口約束だけでなく、飼育放棄をしないことや再譲渡時の連絡義務などを明記した簡単な契約書を交わしておくと、後のトラブルを防げます
- マイクロチップの登録情報を変更する:譲渡後は環境省のデータベース等で飼い主情報を新しい飼い主に変更する手続きが必要です
ブリーダーから購入した場合はまず相談を
ブリーダーから迎えた子犬の場合、多くのブリーダーは「飼育が困難になった際は必ず相談してほしい」という方針を持っています。ブリーダー自身が引き取ってくれる、あるいは信頼できる次の飼い主を紹介してくれるケースもあるため、個人で譲渡先を探す前に、まずは購入元のブリーダーに連絡してみることをおすすめします。
保護団体・譲渡サポート団体を頼る方法
個人間でのやり取りに不安がある場合は、保護犬・譲渡支援を行う団体に相談する方法もあります。団体を通すことで、譲渡先の審査(トライアル期間・飼育環境確認など)を専門的に行ってもらえるため、飼い主・犬双方にとって安心です。里親・保護犬で迎える方法の記事で紹介している譲渡の流れは、逆の立場(譲渡する側)から見ても参考になります。バーニーズ専門の団体は数が少ないため、大型犬全般を扱う保護団体に相談するのも一つの方法です。
譲渡前に準備しておきたいもの
- ワクチン接種証明書・健康診断の記録
- マイクロチップの登録証明書
- 普段使っているフードの銘柄・給餌量のメモ
- 性格・好き嫌い・しつけの状況をまとめた引き継ぎシート
- 普段使っているベッドやおもちゃ(環境の変化のストレスを和らげるため)
特に性格や生活リズムの引き継ぎ情報は、新しい飼い主がスムーズに関係を築くうえで非常に重要です。保護犬を迎えてから最初の1ヶ月にやることリストも、新しい飼い主に共有すると喜ばれるでしょう。
よくある質問(FAQ)
まとめ
愛犬を譲るという決断は、飼い主にとって簡単なものではありません。だからこそ、その子が次の環境でも安心して暮らせるよう、譲渡先の見極めと丁寧な引き継ぎを心がけましょう。まずはブリーダーや保護団体など、専門的なサポートを受けられる先に相談することから始めることをおすすめします。


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