バーニーズマウンテンドッグを飼いはじめてから、ごはんの切り替えに3回大きく悩みました。子犬の時期から成犬フードへの移行、そして7歳を超えてからのシニアフードへの切り替え。どのタイミングで変えるべきか、どう切り替えるのが正解なのか——はじめての飼い主には情報が多すぎてかえって混乱しますよね。
ベルの切り替えで一度お腹を壊してしまった失敗を含めて、バーニーズの成長ステージ別フード切り替えの方法をまとめました。
フード切り替えの基本:なぜ急に変えてはいけないの?
犬の消化器系は急な食事変化に弱く、突然フードを切り替えると下痢・嘔吐・食欲不振につながります。特にバーニーズは胃腸が繊細なコが多く、切り替えには時間をかけるのが鉄則です。
一般的な切り替えスケジュールはこちらです:
| 日数 | 旧フード | 新フード |
|---|---|---|
| 1〜3日目 | 75% | 25% |
| 4〜6日目 | 50% | 50% |
| 7〜9日目 | 25% | 75% |
| 10日目以降 | 0% | 100% |
胃腸が弱いコや高齢犬は、このスケジュールをさらに2週間〜1ヶ月かけてゆっくり行う方が安全です。
子犬期(生後2ヶ月〜1歳)のフード選び
バーニーズの子犬はとにかく成長が速い。生後3ヶ月で5〜6kg、6ヶ月で20〜25kgになることも珍しくありません。この時期に重要なのは「大型犬用子犬フード」を選ぶことです。
一般的な子犬フードはカロリーが高く、大型犬に与えると成長が速くなりすぎて骨格・関節に負担がかかります。特にバーニーズは股関節形成不全のリスクが高いので、成長をコントロールするフード設計が必要です。
子犬フード選びのポイント
- 「大型犬用子犬フード(Large Breed Puppy)」と明記されているもの
- カルシウム:リン比が1.2:1〜1.4:1程度のもの
- DHA・EPA含有で神経・脳の発達をサポートするもの
- グレインフリーは腸内環境に影響するため獣医師に相談してから選ぶ
ベルはロイヤルカナンの「マキシ ジュニア」で育てました。粒が大きめで噛む練習にもなり、股関節・骨格のサポート成分も入っていたので安心感がありました。
成犬フードへの切り替え(1歳〜)
バーニーズは1歳を過ぎると成犬フードへの切り替え時期に入ります。ただし体の大きさによっては1歳半〜2歳まで子犬フードを継続するケースもあります。かかりつけの獣医師に相談しながら判断しましょう。
成犬フード選びのポイント
- 体重・活動量に合ったカロリー設計のもの
- 関節サポート成分(グルコサミン・コンドロイチン)入りがバーニーズには特にオススメ
- 毛並み・皮膚ケアにオメガ3脂肪酸含有のもの
- 体型管理:肋骨を触ったときに指でわかる程度が理想体重
成犬になってからは食いしん坊になるコが多く、体重管理が課題になります。ベルも4歳頃に少しぽっちゃりになったことがあり、同じフードでも量を10%減らしたら3ヶ月で適正体重に戻りました。
シニアフードへの切り替え(7歳〜)
バーニーズの平均寿命は7〜10年。7歳を過ぎると「シニア犬」として扱われ、フードの見直しが必要になります。シニア期のフードは低カロリー・高タンパク・関節・消化器ケア強化が基本方針です。
| 成犬フードとの違い | シニアフードの特徴 |
|---|---|
| カロリー | 低め(代謝が落ちるため) |
| タンパク質 | 高め(筋肉維持のため) |
| 繊維質 | 多め(消化・腸内環境ケア) |
| 関節成分 | グルコサミン・MSMを多く配合 |
| 粒の大きさ | 小さめ(歯・顎の衰えに対応) |
ベルが7歳になったとき、獣医師から「そろそろシニアフードへの移行を考えてもいい時期」と言われました。同じ量を食べてもシニア期は太りやすく、関節への負担も増えてくるので早めの切り替えをおすすめします。
シニア期のフード選び・注意点
- 腎機能が低下しているコにはリン・ナトリウム制限フードが必要な場合も
- 食欲が落ちてきたらウェットフードを混ぜて嗜好性を上げる
- 体重が急に落ちてきた場合は必ず受診——がんや消化器疾患のサインのことがある
- サプリメント(関節・抗酸化)との併用も効果的
フード選びの基本と成分表の読み方
犬のフードは「総合栄養食」の表示があるものを主食として選びましょう。成分表は含有量が多い順に記載されています。最初の原材料が「チキン・サーモンなどの肉・魚」であれば動物性タンパク質が主体のフードです。「トウモロコシ・小麦・大豆」が上位に来るフードはタンパク質より炭水化物が多い構成です。バーニーズには良質なタンパク質源が主体のフードが適しています。
添加物については人工防腐剤(BHA・BHT・エトキシキン)が含まれていないナチュラル系フードを選ぶ飼い主も増えています。「グレインフリー(穀物不使用)」フードは一部の犬のアレルギーに有効ですが、すべての犬に必要なわけではありません。愛犬の体調・便の状態・被毛の艶を見ながら、合うフードを見つけていきましょう。
フード選びに関連して、バーニーズの健康管理まとめもあわせてご覧ください。
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