バーニーズマウンテンドッグを検討している方が、あわせて比較することが多い犬種のひとつに「ニューファンドランド」がいます。どちらも大型で温厚な「ジェントル・ジャイアント」タイプの犬種ですが、原産地や被毛、性格の方向性には違いがあります。この記事では、バーニーズとニューファンドランドの違いを比較し、それぞれどんな人に向いているかをまとめました。
基本スペック比較表
| 項目 | バーニーズマウンテンドッグ | ニューファンドランド |
|---|---|---|
| 原産国 | スイス | カナダ |
| 体重(成犬) | 35〜55kg | 45〜68kg |
| 体高 | 58〜70cm | 66〜74cm |
| 平均寿命 | 7〜10年 | 9〜10年程度 |
| 被毛タイプ | 長毛ダブルコート(トライカラー) | 長毛ダブルコート(防水性、黒が多い) |
| 原来の役割 | 農作業・牽引犬 | 漁師の相棒・水難救助犬 |
体格ではニューファンドランドの方がひと回り大きく、バーニーズよりさらに超大型犬に近いサイズ感です。水難救助犬として活躍してきた歴史から、ニューファンドランドは足に水かきがあり泳ぎが得意という珍しい特徴も持っています。
性格の違い
バーニーズは家族への愛情表現が豊かで甘えん坊な性格が魅力ですが、ニューファンドランドは「ジェントル・ジャイアント(優しい巨人)」と称されるほど、その穏やかさと辛抱強さに定評があります。特に子どもに対する寛容さは犬種の中でもトップクラスとされ、多少乱暴に扱われても動じない包容力があると言われています。どちらも温厚な犬種ですが、バーニーズがやや甘えん坊で分離不安になりやすい一方、ニューファンドランドはより落ち着いてマイペースな個体が多い傾向にあります。
お手入れ・よだれの違い
どちらも長毛のダブルコートで換毛期のブラッシングが欠かせませんが、ニューファンドランドは防水性の被毛を持つため毛質がやや粗く、絡まりやすい傾向があります。またニューファンドランドはバーニーズよりよだれが多い犬種としても知られており、口周りのケアや壁・家具の掃除の手間も考慮しておく必要があります。
かかりやすい病気の違い
両犬種とも大型犬に共通する股関節形成不全・胃捻転(GDV)のリスクを抱えていますが、ニューファンドランドは心臓病(大動脈弁狭窄症など)の報告が比較的多い犬種としても知られています。バーニーズはがんの発生率が高い犬種として知られており、犬種ごとにリスクの傾向が異なる点は迎える前に知っておきたいポイントです。
こんな人にはこの犬種がおすすめ
- バーニーズが向いている人:トライカラーの華やかな見た目が好き/常にそばにいたい甘えん坊なタイプを求めている/日本国内で比較的迎えやすい犬種を選びたい
- ニューファンドランドが向いている人:小さな子どもがいて、とにかく懐の深い性格の犬を求めている/よだれや被毛のお手入れの手間に抵抗がない/水遊びが好きな犬と暮らしたい
日本での入手のしやすさ
ニューファンドランドは日本国内でも飼育例はありますが、バーニーズと比べるとブリーダーの数はさらに限られる傾向にあります。信頼できるブリーダーの選び方は犬種を問わず共通するポイントなので、迎える際の参考にしてください。
よくある質問(FAQ)
まとめ:どちらも愛情深い「優しい巨人」
バーニーズマウンテンドッグとニューファンドランドは、体格・お手入れ・かかりやすい病気の傾向に違いはあるものの、どちらも家族思いで温厚という共通点を持つ大型犬です。子どもとの相性や許容できるお手入れの手間を軸に、自分たちの暮らしに合う犬種を選んでみてください。
参考情報
バーニーズマウンテンドッグの犬種概要はジャパンケネルクラブの犬種紹介ページでも確認できます。犬種ごとの健康リスクには個体差があるため、詳しくはかかりつけの獣医師にご相談ください。
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