バーニーズマウンテンドッグのトリミングはサロンに頼むと1回1万円以上かかることも珍しくありません。「もう少しコストを抑えられないか」と思って、自宅でのセルフトリミングに挑戦したことがある方も多いのではないでしょうか。
全身のカットをプロ並みにセルフでやるのはさすがに難しいですが、足の裏の毛・耳周り・お尻周りなど「定期的にカットが必要な部分」は自宅でケアできるとトリミングの間隔をぐっと延ばせます。うちでは自宅でのこまめなケアを始めてから、サロンの頻度を3ヶ月に1回から4〜5ヶ月に1回に減らせました。
バーニーズのセルフトリミングで対応できる箇所
- 足の裏・肉球周りの毛:伸びると滑りやすくなるので月1〜2回カットが理想
- 耳の周り・耳の中の毛:通気性を保つために定期的にカット
- お尻周り・しっぽの裏:排泄物が付着しやすい部分なので清潔のために
- 目の周り:毛が目に入らないよう整える
体全体のカットやシェービングはバランスが難しいのでプロに任せるのが無難ですが、上記の部分ケアはコツをつかめば自宅で十分対応できます。
セルフトリミングに必要なグッズ5選
1. パナソニック ペット用バリカン「ERGC71」
国内大手パナソニックのペット用バリカンで、アタッチメントで長さを調整できます。モーター音が比較的静かで犬が怖がりにくいのが特徴。防水設計なので水洗いもできて衛生的に保てます。充電式でコードレスなので取り回しがよく、足回りや耳周りなど細かい部分に向いています。
2. Oster Golden A5 Professional(大型犬向けプロ用バリカン)
本格的にセルフトリミングに取り組む方向けのプロ仕様バリカンです。パワーがあり、バーニーズのような密度の高いダブルコートでも詰まりにくいです。価格は1.5〜2万円台とやや高めですが、刃の交換ができるので長く使えます。
3. ペットトリミングハサミセット(カーブハサミ・ストレートハサミ)
顔周り・目の周り・耳の輪郭など細かい部分はハサミでの仕上げが必要です。先端が丸くなったセーフティシザーは万が一犬が動いても安全で、初心者にも使いやすいです。カーブハサミは肉球周りの仕上げに最適です。
4. 耳毛抜き・綿棒(耳ケア用)
バーニーズは耳の中に毛が生えやすく、そのままにすると蒸れて外耳炎の原因になります。イヤーパウダーを使いながら少量ずつ抜くか、ハサミでカットして通気性を確保します。やりすぎると傷つくので、不安な場合は動物病院やトリマーに相談を。
5. グルーミングテーブル(折りたたみ式大型犬用)
地面に座らせた状態でトリミングすると腰への負担と視野が悪く、作業しにくいです。折りたたみ式のグルーミングテーブルがあると作業姿勢がよくなり、犬も動かしにくくなります。大型犬対応(耐荷重100kg前後)のものを選ぶのがポイントです。
セルフトリミングを始める前に知っておきたいこと
最初はプロに教えてもらうのが近道
自己流でやると、思った以上に難しくて途中でパニックになることがあります。トリマーさんに「足の裏だけ自分でやりたい」と相談すると、見学させてくれたり簡単なレクチャーをしてくれるサロンも多いです。
バリカン・ハサミに慣れさせる期間を設ける
器具を初めて見せるとき、いきなり使わずに「においを嗅がせる→体に触れさせる→音を聞かせる」という段階を踏みましょう。バリカンの音で怖がる子はまずバリカンをOFFのまま体に当てるところから慣らします。
セルフとサロンの賢い使い分け
| 作業内容 | セルフ | サロン |
|---|---|---|
| 足裏・肉球周り | ○ | ○ |
| 耳周り・耳掃除 | △(慣れれば) | ○ |
| お尻周り | ○ | ○ |
| 全身カット・ボディライン整え | × | ○ |
| シャンプー・ブロー | ○(大変だが可能) | ○ |
まとめ
バーニーズマウンテンドッグのセルフトリミングは、足裏・耳周り・お尻周りなどの部分ケアから始めるのが現実的です。静音バリカンとセーフティハサミを揃えて少しずつ慣らしていけば、サロンの間隔を延ばしてトリミングコストを下げることができます。最初の一歩はプロのトリマーさんにコツを教えてもらうことです。
よくある質問(FAQ)
📖 あわせて読みたい
グルーミングを嫌いにさせない「慣らし方」のステップ
バーニーズがグルーミングを嫌がると、その後のケアがどんどん困難になります。特に子犬期の慣らし方が肝心で、最初から長時間のブラッシングをするのではなく「触れる→褒める」の積み重ねから始めましょう。まずは背中など触られやすい部位から始め、耳・足先・お腹などの敏感な部位は慣れてきてから取り組みます。
グルーミング中は低い落ち着いた声で話しかけ、少しでも我慢できたら「いいこ」と褒めておやつを与えましょう。セッションは最初2〜3分程度にとどめ、徐々に時間を延ばすのがポイントです。無理強いすると「グルーミング=嫌なこと」と学習してしまうため、常に犬のペースに合わせることが大切です。
セルフグルーミングで知っておきたい「やりすぎ注意」のポイント
自宅でのグルーミングは費用節約やスキンシップの面で大きなメリットがありますが、やりすぎると皮膚や毛を傷める原因になります。特にスリッカーブラシを強く押しつけながら何度もかけると「ブラシ負け」と呼ばれる皮膚炎を引き起こすことがあります。適切な力加減は「ブラシを軽く乗せて滑らせる」程度が目安です。
シャンプーのしすぎも皮脂を過剰に取り除き、乾燥肌・フケ・かゆみの原因になります。月1〜2回を守り、シャンプー後は保湿効果のあるコンディショナーを活用しましょう。また耳への水の侵入を防ぐためにシャンプー前に綿球を耳穴に軽く入れておく方法もおすすめです。


コメント