バーニーズマウンテンドッグを飼うなら、ブラッシングは毎日のルーティンになります。最初は「毎日か〜」と少し面倒に感じていましたが、今ではスキンシップの時間として二人でのんびり楽しんでいます。コツさえつかめばそんなに大変じゃないので、ぜひ参考にしてみてください。
バーニーズはダブルコートの犬種で、密度の高いアンダーコートと長めのオーバーコートの二層構造になっています。換毛期(春と秋)は本当に大量の毛が抜けるので、その時期だけは覚悟が必要です。
バーニーズマウンテンドッグのブラッシング頻度の目安
理想は毎日ですが、忙しいときは2〜3日に1回でも大丈夫です。ただし換毛期(3〜5月と9〜11月ごろ)は毎日やらないとアンダーコートが絡まって毛玉になってしまいます。一度大きな毛玉ができると、ほぐすのがかなり大変で、最悪カットするしかなくなることも。予防のほうがずっと楽です。
ブラッシングに必要なグッズ5選
1. スリッカーブラシ
ブラッシングの基本アイテムです。細かいピンが密集していて、表面のもつれや汚れをとるのに便利です。バーニーズには大きめサイズを選ぶと一度にとける量が多くて効率的です。ピンの先がボール型になっているものは皮膚への刺激が少なくておすすめです。
2. アンダーコートレーキ(ファーミネーター)
換毛期に絶大な効果を発揮します。使い始めてから「床の毛」の量が劇的に減りました。使いすぎると皮膚を傷めることがあるので、週1〜2回を目安にするといいと思います。
3. ピンブラシ
スリッカーブラシよりも広い範囲をふんわりとかせるピンブラシは毛並みを整えたり、仕上げに使うのに向いています。バーニーズの長い被毛を艶やかに保つには、最後にこれでとかすと見栄えが全然違います。
4. コーム(くし)
耳の後ろや足の付け根など、毛玉ができやすい部分のケアに使います。目の粗い部分と細かい部分が一本になったツーウェイコームが使い勝手よくておすすめです。
5. ブラッシングスプレー
乾いた毛をそのままブラッシングすると静電気が起きたり、毛が切れやすくなったりします。少量のスプレーをかけてからとかすとすっと通りやすくなります。保湿成分入りのものを選ぶと被毛のコンディションも保ちやすいです。
正しいブラッシングの手順
- 毛の状態を確認する:いきなりとかし始めず、まず手で全体を撫でて毛の状態(絡まり・毛玉・汚れ)を確認します。
- スプレーを軽くかける:コートが乾燥している場合はブラッシングスプレーを使います。
- スリッカーで表面をとかす:毛の生えている方向に沿って、根元から毛先に向けてとかします。毛が絡まっている場合は指でほぐしてから。
- レーキでアンダーコートをかき出す:換毛期はここでごっそり抜け毛が取れます。背中→脇腹→お腹→首の順に。
- コームで仕上げ:耳の後ろ、足まわり、しっぽ先など細かい部分を整えます。
毛玉ができてしまったときの対処法
毛玉を発見したら、まずはコームで少しずつほぐすのが基本です。指でやさしく毛を分けながら根元からほどいていきます。コンディショナー系のスプレーをかけると滑りがよくなってほぐしやすくなります。どうにもならない場合はカットするしかないですが、皮膚に近いところはトリマーさんに任せたほうが安全です。
ブラッシングを嫌がる場合の対処法
子犬のうちからブラッシングに慣れさせるのが理想ですが、怖がる子もいます。そういうときは無理に続けず、短時間(1〜2分)で終わらせてご褒美をあげることを繰り返しましょう。「ブラッシング=いいこと」と覚えさせるのが先決です。
うちの子も最初はブラシを見るたびに逃げていたのですが、毎回おやつを出すようにしたら3週間くらいで自分から寝ころがるようになりました。
まとめ
バーニーズマウンテンドッグのブラッシングは、正しい道具と手順さえ身につけてしまえば、愛犬との大切なコミュニケーションの時間になります。スリッカーブラシ、ファーミネーター、コームの3点があれば、日々のケアはほぼ対応できます。定期的なブラッシングは皮膚疾患の早期発見にもつながるので、ぜひ習慣にしてあげてください。
グルーミングを嫌いにさせない「慣らし方」のステップ
バーニーズがグルーミングを嫌がると、その後のケアがどんどん困難になります。特に子犬期の慣らし方が肝心で、最初から長時間のブラッシングをするのではなく「触れる→褒める」の積み重ねから始めましょう。まずは背中など触られやすい部位から始め、耳・足先・お腹などの敏感な部位は慣れてきてから取り組みます。
グルーミング中は低い落ち着いた声で話しかけ、少しでも我慢できたら「いいこ」と褒めておやつを与えましょう。セッションは最初2〜3分程度にとどめ、徐々に時間を延ばすのがポイントです。無理強いすると「グルーミング=嫌なこと」と学習してしまうため、常に犬のペースに合わせることが大切です。
セルフグルーミングで知っておきたい「やりすぎ注意」のポイント
自宅でのグルーミングは費用節約やスキンシップの面で大きなメリットがありますが、やりすぎると皮膚や毛を傷める原因になります。特にスリッカーブラシを強く押しつけながら何度もかけると「ブラシ負け」と呼ばれる皮膚炎を引き起こすことがあります。適切な力加減は「ブラシを軽く乗せて滑らせる」程度が目安です。
シャンプーのしすぎも皮脂を過剰に取り除き、乾燥肌・フケ・かゆみの原因になります。月1〜2回を守り、シャンプー後は保湿効果のあるコンディショナーを活用しましょう。また耳への水の侵入を防ぐためにシャンプー前に綿球を耳穴に軽く入れておく方法もおすすめです。


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